墨田区商連 青年協議会主催の勉強会で講師をしてきました。 / ご報告

まずひとつご報告があります。昨年末ごろからお会いした方には直接お話しているのですが、鳩の街通り商店街の商店街振興組合で青年部部長になりました。何か大きく変わるわけでもなく、今までどおり商店街主催の催事のお手伝い(企画とかも)をすることになります。


さて、本題です。

先日2月21日に、墨田区の商店街連合会にある青年協議会主催の勉強会で講師としてお話しをする機会をいただきました。最初にお話をいただいたのは昨年末ごろだったと記憶しています。テーマはなんと「商店街の未来」。

それからもう、なんと言いますか、頭や心を悩ませること数ヶ月。未来というテーマがとても大きいこと、私に依頼があったということ(つまり文化/芸術に関わる事例を欲しているのでは、という)などなど考えに考えを重ねる毎日でした。商店街に関わる知人にアンケートをお願いもしました。何人かから直接お話を聞きました。ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

なんとかお話を練り上げることができたのは1月も中ごろだと思います。話の骨子さえできれば資料はなんとかなります。思いのほか簡単に出来上がったんじゃないでしょうか。ただ、資料がある程度完成すると見えてくる抜け漏れ、話の順番変更の必要性。ギリギリになるまで資料を触っていました。もっと余裕をもって進めたかったです。。ああ、反省。

そして迎えた講演当日。ずっと頭や心を悩ませて練ったお話を、誰一人として寝ることなく最後まで聞いてフムフムとしていただけて本当に嬉しく思います。

50代以上の方がほとんどの席で、まさかのマズローの5段階欲求の話をしたり…「未来」という言葉の持つイメージの「ズレ」/前提の違いという根本的な話にまで言及しました。若者とされる世代と商店街側の人々がまったく違う経済状況を生きてきたということをなるべく具体的に説明できたと思います。


簡単に言うと、右肩上がりの未来のイメージは、案外若者にとって理解しづらいものなのだという話。経済成長なんかを経験していない世代にとって、未来は停滞/右肩下がりなんですよね。なかなかイメージしづらい言葉のイメージの前提の違いについて、青年協議会の会長さんが理解しようとしてくださっていたのがほんとうに救われます。「若い人が成功のイメージを持っていないこととか、理解できなかったけど違う時代を生きてきたと考えれば想像はできる/理解できるかもしれない」と言っていただけたのは嬉しかったです。

リップサービスだったとしても「最後まで寝ずに聞けたのは面白かったからだよ」と言われて嬉しいです。

やっとひとつ終わりました。少し脱力。さて、4月に向けてイベントの仕込みと3月末までのある企画の納品をこれから動かします。がんばるぞ~。

講演後にいただいた花束

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