エコースティックスは昨年も大人気のバンド
7月18日土曜日、鳩の街通り商店街では第10回 鳩の街ジャズフェスティバルが開催されました。
ワンダーツアーズの歌ものびがあって素敵
墨田区内のジャズ好きが集まって演奏しているジザフィナードは毎年最後に演奏します。心底楽しんでいる様子は見ているこちらまで気持ちがよくなります。演奏は…そりゃ、時々音が外れることもありますし、リズムが緩むことだってありますけれども、細かいことを気にするイベントじゃあない、と思います。
歌も踊りもノリノリのジザフィナード
このジャズイベントはご近所が対象です。普段は通り過ぎてしまう人にとって、商店街は(言い方は悪いですが)ただの道です。でも時々こうやってイベントをやっていれば、気づいた人にとって「ただの道」が「鳩の街通り商店街」になるのです。
あ、今気づいたけど、看板に「ポップ」って書いてある
海藻姉妹の演奏は会場から遠く離れた入口近くまで伝わりました。まるで水中にいるかのように遠くまで伝わる音は、多くの人の耳に届き足を止め意識を会場である「はとホットミニ公園」にまで向けさせました。大げさに言いましたが、それほどまでに力強い演奏を海藻姉妹はしてくれました。聞くとあまり屋外でのイベントは無いとか。ちょっとびっくりです。
海藻姉妹(わかめ、めかぶ、こんぶ)の皆さんの演奏は必見です
千住ちんどんさんは商店街の入口から会場まで演奏しながら練り歩きます。チューバやバンジョー、サックスが練り歩く様子は目を惹きます。演奏もかっこいい。
元エデンにできた新しい陶芸教室とダイニングの前を通る千住ちんどん
そして会場近くにある空き地に到着すると、司会の女性は大盛り上がり。これは何ていう名前のダンスなんでしょうか。ノリノリで踊ってらっしゃいました。いいですねえ、この自由な風景。後で彼女と話をしましたら「来年も千住ちんどんさん楽しみね」と笑っていました。
ツイストみたいな踊りでのりのりの司会
鳩の街ジャズでは演奏だけでなくジャグリングも披露されました。見た感じ若い彼はまだまだ高校生。足が長い。背が高い。男前。そして昨年よりも格段に上手になっています。ハラハラしながら見ていた昨年とは大違いの安定感に、周りの方々も拍手喝采でした。
去年よりも格段に上手になっている!!
カキ氷は子どもも大人も大好き。今年はマンゴー味を用意しました
ジャズを盛り上げるのは演奏やパフォーマンスだけではありません。これまた恒例のカキ氷。氷は小泉さん(墨田区ではほぼ唯一の氷屋さんで、鳩の街通り商店街にあります)の氷っです。今日は氷を切るところから見ることができました。硬く大きな氷が簡単に切り分けられる様子は見ていて気持ちがよくなりましたし、その刃物の鋭さに背筋が凍りました。
ゴリゴリと簡単に氷を切る小泉さん
昨年から町会の有志が集まって活動している「鳩組(ハトグミ)」がホットドッグならぬ鳩ドッグで出店してくれています。これ、食べた人しかわからないのですが、美味しいです。ソーセージが大好きな私が言うので大げさに聞こえるかもしれませんが、かなり美味しい肉を使っています。ほとんど利益が出ていないとか。楽しいから、面白いから、商店街に関わることに意味を見出しているから、彼らは活動を続けていますし、関わってくれています。本当にありがとうございます。
ロゴもシールも手作り
鳩組(ハトグミ)のメンバーの皆さま
この日は他の花火もあったし登校日だったので子どもの姿が少なかったのが残念
手前味噌な言い方ですが、よいイベントになりました。途中の雨の影響、またこの日は荒川の花火もあったので集客数を見れば昨年ほどではありません。正直に申し上げて。けれども演奏された皆さま、出店してくださった鳩組(ハトグミ)や商店街メンバー、そして来場いただいた近隣の方々の、一人ひとりの笑顔と言いますか盛り上がりは今までにないものだった気がします。
来年の鳩の街ジャズフェスティバルは、どんなイベントになるか、今から楽しみです。
司会&盛り上がり、ありがとうございました!!
さて、同時開催をしていた「鳩の街100TENプロジェクト/商店街の『新しい顔になるお店』」の内覧会も例年にない来場者数となりました。一年間家賃無料という企画内容が注目されているのかもしれませんし、何かを(店舗や場所を)はじめようとする人が増えてきているのかもしれません。
空き店舗内に、空き店舗の模型を用意して、触れる内覧会を実施
小さな人形はconeruさんの作品です
「鳩の街100TENプロジェクト」の今年の流れについては、また別途ご紹介させていただきたいと思いますので、今日はこの辺で。
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