オーダーメイドウィッグ:カット編

美しくなりたい私はウィッグを手に入れました。写真は追ってブログで公開します。LIM CODEでのウィッグカット体験はとても貴重なものでした。

到着すると、普段髪の毛を切ってもらうのと同じ様に席に通されます。姿見に映る私。まだ髪の毛は短い。バックから担当がウィッグを持ってきます。黒く、長い。艶があって照明に光る髪の毛はウィッグとは思えません。ちょっとおぞましくもある。ネットをかぶり、その上からウィッグを装着します。前が見えません。前髪が長いので何も見えません。暖簾に手を通すように、前髪をかき分け鏡を見ると、貞子でした。怖い怖い。

妖怪になった私の髪の毛にスタイリストがはさみを入れます。早く人間になりたい。そう叫ぶ妖怪もいましたが、彼にこのサービスを疑似体験させたい。スッスとはさみが目の前を通る度に、私の顔は顕になり、人間らしさを取り戻していきます。髪の毛の長い自分に慣れない私の目には、まだ、鏡の向こうにいるのは妖怪。毛量をすきバサミで落とし、重く見える髪を軽くしていきます。こんなに切ってもいいのかしら、と不安になるくらい大胆に髪の毛は床に落ちていきます。

スタイリストの右手にコテが握られています。そう、髪の毛を巻くのです!髪の毛を巻く。私にそんな日がくるなんて思ってもいませんでした。長い髪の毛を数束取り、スタイリストはコテを巻いて熱を加えます。人毛でないウィッグは巻かれた状態でしばらく冷やします。ピンを使って器用にとめられた私の髪は、顔のまわりを漂います。ほんとに。つるんと曲がる髪の毛が視野に入っている。ああ。なんていうリアルな疑似体験。

髪の毛を巻く作業は思った以上に時間がかかる。リアルな疑似体験に浮かれていた私は、見事に疲れてしまいました。鏡に映った自分の顔。疲れて不細工になってる!はたと気を取りなおし、笑顔の練習などしながら、巻き終わるのを待っていました。

巻き終わったウィッグを被った私は、なんというか、今まで見たことない自分。バリエーションが増えた気がします。ワクワクします。早速家に帰ってクローゼットを開けて服に飛び込みたい気分!オシャレのバリエーションが増える!白いタトゥータイツに黒いワンピースで神秘的なイメージとか。キャリアウーマンのイメージでタイトなスーツとか。大人っぽいドレスを可愛らしい髪型で中和して落ち着かせるとか。ああ。なんて幸せなんでしょう!…とまあ自分のことばかりを書いてしまいました。すいません。でもそういうブログですから、許してね。それでは、ごきげんよう。


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※人に薦める時の勝手広告文句はこんな感じかな…

ウィッグを被って自分じゃない誰かになる事は簡単になりました。「被る」スイッチはわかりやすい。手が動くし頭を締め付ける。ここからが自分じゃない誰かだ、という感覚が視覚情報以外でも感じる事ができます。LIM CODEのウィッグカットサービスは、そのスイッチに、「髪の毛が作られていく過程の記憶」を足してくれるサービスって言えるかも。過程の記憶はスイッチを強化します。「自分じゃない誰か」になる非現実への冒険をより強く体験したい方にはオススメじゃないでしょうか。でも、気をつけてくださいね。ここで体験する「髪の毛が作られていく過程の記憶」は、あまりにも現実的な感覚。非現実が現実を侵食して、「自分じゃない誰か」と「自分」とが溶けちゃうかも★
http://www.lessismore.co.jp/#/wig/

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